安芸高田市立美土里小学校 芝生体操歌
まほうのしばふ (2005年4月)
作詞:奥田祐子 作曲:原田文隆




山がみえる 森がみえる 木々がみえる

風がわたしたちとあそんでいくよ

川がみえる めだかがみえる たにしがみえる

水がどこまでもすきとっているよ

自然につつまれ 季節はめぐる

晴れた日も 雨の日も いのちはゆたかにつながってゆく

しばふでねころび はだしで走る しばふはきもちいい まほうのしばふ

 美しい土の里 美土里 生きものみんなが元気なんだ

 元気いっぱい ナンバーワン イエーイ!

 ぐんぐんぐんぐん のびていけ



とんどがある 田植えがある まつりがある

みんなの歌声がひびいているよ

神楽舞い とうじ村 花笠獅子舞

変わらぬ思い 息づいているよ

自然につつまれ 季節はめぐる

晴れた日も 雨の日も くらしはゆたかに受けつがれる

しばふは生きている すがたを変えて しばふはやさしい まほうさ しばふ

 美しい土の里 美土里 ここにいるみんなが宝物さ

 宝物いっぱい ナンバーワン イエーイ!

 ぐんぐんぐんぐん のびていけ



おはようが さよならが こんにちはが

あたたかい声がかえってくるよ

遊ぶの好き 学ぶの好き ワクワク大好き

ひとりひとりの 輝きはちがう

自然につつまれ 季節はめぐる

晴れた日も 雨の日も 心はゆたかに集まっている

しばふでなわとび 心もポカポカ しばふはともだち まほうさ しばふ

 美しい土の里 美土里 がんばるみんなが笑顔なんだ

 笑顔いっぱい ナンバーワン イエーイ!

 ぐんぐんぐんぐん のびていけ





豆知識:『まほうのしばふ』の成り立ち
      (文部科学省「子どもの体力向上実践事業 実践事例集」を参考に編集)

 安芸高田市は平成16年3月に六つの町が合併し誕生した市であり,これまで六町がそれぞれの特色を生かし,独自に児童の体力向上に取り組んできた。その中には総合型地域スポーツクラブが設立された町や地元企業と連携したスポーツに取り組んできた町もある。
 合併した際に市全体としての子どもの体力向上を目的として,県内公立小学校で初めての全面天然芝の校庭を持つ美土里小学校を中心に,市内の公共スポーツ施設を有効活用しながら,各関係機関の協力を得て体力向上を図ることが計画された。

 その実践テーマとしては,
「みらいにかがやく安芸高田」の健やかな子どもを育てよう」と題して,次の3つの実践プログラムが企画され,その中の芝生体操において,ザ・わたしたちに局づくりの依頼があったわけである。

  実践プログラム
   (1)運動を習慣化するためのプログラム
     ア.「ジャンプロープ大作戦」
       「なわとび」をとおしての体力向上
     イ.「たてわり外遊びタイム」
       縦割り班での外遊びをとおしての運動習慣と協調性の獲得又は向上。
     ウ.「芝体操で『みどり』が元気!大作戦」
       美土里小学校の天然芝の校庭を活用して、裸足での芝体操をとおしての体力向上
   (2)生活習慣改善のためのプログラム
     エ.「子どもの日常生活を知ろう!」
       元気アップカードを活用しての子どもの生活習慣の把握による、健康3原則(食べる、遊ぶ、眠る)の啓発。
   (3)保護者の意識改善のためのプログラム
     オ.「体力向上ニュースレターの配付」
       体力向上実践事業の取り組みや健康3原

 その実践プログラム「芝体操で『みどり』が元気!大作戦」は,美土里小学校の全面天然芝生の校庭という特長を生かし、オリジナルの芝体操を作成することとされた。平成16年度は,芝体操の原型を作成・実施し,オリジナルソング『まほうのしばふ』が完成した。平成17年度には,子どもたちが体育科の授業内容(体つくり運動)を生かし,運動を改良したそうである。さらに,平成18年度には,研究機関の協力を得て,運動の系統を大切に芝体操を改良・充実して実施されたそうである。

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